愛を読む人

愛を読む人昨日、彼と映画『愛を読む人』を見た。すごくいい映画だと思う。見た後、2人で翌日まで頭の中に残っていろいろ考えてしまった。
「あなただったらどうする?」というハンナ(ケイト・ウインスレット)の言葉が印象的だった。第二次世界大戦のホロコーストで看守として仕事をしたこと。文盲であることを公表できないこと。中級階級出身の弁護士で、10代の頃の年上の女性との過去を表に出せず、その女性を助けられないこと。モラルに反した現実を表に出さなかったことが、人生に影響してくる様子が描かれているのだけれど、もし自分だったら?と考えると難しい。切なく、悲しい恋愛についてもよく描かれていると思う。ゆっくり考える時間のあるときにお勧めの映画です。★★★★★


東京タワー オカンとボクと、時々、オトン

東京タワー昨日、彼と「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」のDVDを見ました。皆さんは、もう見ました?すごいですね、この映画。家族のつながりが、本当にありのままに描かれています。胸が締め付けられるようなせつなさに、涙が止まらず、ティッシュの山がごろごろ。日本映画っていいもんだぁ、なんてしみじみ思って、ふと隣を見ると、、、オーストラリア人の彼も、「お母さん、かわいそう。」って目がウルウルになってるじゃないの!!日本映画パワーはオーストラリア人を動かしたよ。これは、すごい。。。2人でこんなにしんみりしたのは、初めてでした。

弟が日本から送ってくれた本を何年か前に読んで、とても感動し、この映画を見たいと前から思っていた。期待しすぎると、どんな事も、たいていはガッカリしてしまったりするけれど、この映画は期待を裏切らない映画です。本もお勧めです。★★★★★