ディスカッションに積極的に参加できる力
Posted: October 18, 2009 Filed under: 仕事 | Tags: 英語, 仕事 Leave a comment
ディスカッションを英語で、というのは誰でも勇気がいることだと思いますが、どんなことも話し合って解決しようとする英語圏で、周囲の人から認めてもらう為には欠かせないことです。自分の意見を上手く表現し、相手の言いたいことを理解した上で、さらに問題解決へと導いていく為には、高いリスニング力とスピーキング力が求められるのは確かです。しかし、それ以上に大事なのが、自信を持って、積極的に会話に参加しようという姿勢だと思います。間違ってもいいから、少しずつ経験を積むことが大切なのではないでしょうか。
まだまだ私も勉強中ですが、最初は英語を第一言語としない人たちでできた小さなグループなどで、英語を使いながらカジュアルに話をすることから始めました。これは、プレッシャーが少なくて、間違えた英語を話してもお互い様という雰囲気があるので、始めやすいです。しかし、やはり最終目標はネイティブと仕事の上でディスカッションできること。自分の好きな分野で、ネイティブが集まるイベントやグループを探して、疲れない程度に徐々に参加していってコミュニケーションを取る努力を続けると、ディスカッションに参加できるようになると思います。
ディスカッションの中で気をつけたいのが、分りやすい英語を使うこと、相手のミスを取り上げない、反対するときは感情的にならないようにすることです。
英語で取得した仕事に通じる資格や経験
Posted: October 17, 2009 Filed under: 仕事 | Tags: 英語, 仕事 Leave a comment
英語圏で就職しようとする時、重要視されるのは英語環境での仕事の経験や、仕事に通じる資格です。英語圏の仕事で通じる資格というのは、ビジネス英語コースやTOEICなどの英語ではありません。例えば、職業訓練校を卒業したときに得られるDiplomaやCertificate、大学を卒業したときに得られるDegreeなどです。これらの資格があれば、会社からの信頼も得られ、仕事獲得につながると思います。同じ業種で英語環境での仕事の経験があれば、さらにプラスになります。頼れる人脈があったり、日本語ができることが重要視される場合などは、資格や経験がなくても仕事がもらえる可能性がありますが、それ以外の場合は、資格を取るか経験を積むのがよいと思います。
資格は、留学して取得する以外にも、オンラインで遠隔地教育を実施している教育機関から取得することもできます。
スピーキング、ライティング
Posted: June 8, 2009 Filed under: 仕事 | Tags: 英語, 仕事 Leave a comment
英語には、受動的なスキルと能動的なスキルが必要です。受動的なスキルとは、コミュニケーションにおいて受ける方、つまり、相手の話を理解したり、本を読んだりするスキルで、リスニングとリーディングの能力を表します。能動的なスキルとは、コミュニケーションにおいて伝える方、つまり、自分の考えを述べたり、手紙を書いたりするスキルで、スピーキングとライティングの能力を表します。
私が中学校や高校で英語を勉強していた時は、文法やリスニング、リーディングに集中した授業が多く、スピーキングやライティングを伸ばす機会があまりありませんでした。こういった背景から、私と同じような世代に育った人たちは、リスニングやリーディングといった受動的スキルは、時間をかけることで比較的簡単に伸びます。しかし、スピーキングやライティングといった能動的スキルは受動的スキルの何倍もの時間と努力が必要です。そして、このスピーキングやライティングが、英語圏で仕事をする上でとても大切なのです。なぜなら、英語圏では、自分の意見を表現し、チームに貢献して価値を加えることが大切だからです。
スピーキング、ライティングにおいてビジネスで通用する英語力を身につけるには、毎日30分くらいずつ時間をとり、今日は過去完了形、明日はa/anやtheなど、集中することを絞って、スピーチをしてみたり、日記を書いてみたりすると効果的です。
良いアドバイスを受けて実行できる力
Posted: May 12, 2009 Filed under: 仕事 | Tags: 英語, 仕事 1 Comment
目標を達成する方法は人それぞれかもしれないけれど、経験した人にアドバイスを受けるのは効果的です。英語圏で仕事しようと考えている場合、既に仕事している人を見つけて、どうやって就職したか、何が必要だったか、など聞いてみるとよいと思います。業界によってもいろいろ違うかもしれませんが、私が受けたIT業界でのアドバイスは、就職前にワークエクスペリエンス(無給の企業での仕事経験)をするのが効果的で、ネットワークが大切だということです。
オーストラリアでは、新入社員をトレーニングするカリキュラムというのは、あまりありません。実際に会社で仕事をした経験の無い大学卒業生や職業訓練校卒業生は、すぐに給料をもらうのは難しいでしょう。ワークエクスペリエンスをさせてもらえるようにお願いし、経験を積ませてもらって、会社から給料を出しても良いと認めてもらうことによって、就職へとつながることが多いです。私もワークエクスペリエンスを通じて、初めての就職を決めることができました。学生の頃にワークエクスペリエンスをしておくのは、勉強との両立で大変かもしれませんが、さらに近道です。
見ず知らずの国でネットワークを広げるのは簡単なことではありませんが、方法はあります。学校によってはMentorという先輩のような存在になってくれる人を紹介するMentoringプログラムがあるところがあるので、それに参加してみたり、業界で通用するグループに入会したり、企業の参加する行事に出席したりしてみるのも効果的です。ここで大事なのが、積極性です。英語圏では、黙って聞いているだけでディスカッションに参加しないことは、何も知識がなくて貢献できないことだと思われがちです。英語で積極的に自分の考えを表現できる自信をつけることが大事です。
そして、アドバイスを前向きに実行することも大切です。勇気を持って、自分の殻を破り、前に進むことが結果的には近道になったりします。英語が第一言語ではない私達は、仕事や環境になれるのにも時間がかかりますが、そこから逃げていては目標からは遠ざかるばかりです。息抜きしながら、がんばりましょう。
いつでも前向きに自分を信じる力
Posted: May 1, 2009 Filed under: 仕事 | Tags: 英語, 仕事 Leave a comment
まだまだ現在形ですが、ここまでの私の挫折しそうになった失敗談を紹介します。
- 私が英語を勉強し始めた頃、飛行機の中でフライトアテンダントに ‘Tea, or coffee?’と聞かれたことすら、理解できませんでした。
- 地球温暖化防止京都会議の英語ボランティアの英語での面接で、周りの応募者の高い英語力に圧倒されて、自分で何を言っているのかわからなくなりました。
- オーストラリア、クイーンズランド州の大学のIT学部に入学しましたが、’What is 2 to the power of 2 (2の2乗は) ?’という、日本語で聞けば難しくない質問も、意味がわからず答えられませんでした。先生は困った顔をしていました。
- 大学卒業後、初めてのオーストラリアの会社のワークエクスペリエンス(無償で職場経験させてもらうこと)のアポイントを取る電話した時 、緊張の為声が小さくなりすぎて、聞き取ってもらえず、返事ももらえませんでした。
その度にいつも、「英語で仕事することなんて、私には無理なんじゃない?」と思いました。
私が落ち込んでいたときに、ある信頼している人に「例えばパイロットになるのが夢でも、パイロットになるのが難しいからといって、訓練をしないでいたら、一生一人前のパイロットにはなれないでしょ?」と言われました。失敗してもいいから、自分ならきっといつか乗り越えられると信じて、勇気を持って、小さくても前向きな一歩を踏み出してみよう、という励ましの言葉です。
英語圏で仕事をする為には、いろんな困難がついて回ると思いますが、前向きにがんばりましょう!
英語圏で仕事するには-5つの必要なこと
Posted: April 26, 2009 Filed under: 仕事 | Tags: 英語, 仕事 6 Comments
私はオーストラリアで、ソフトウェアのプログラマーとして地元の会社で働いています。オーストラリアで働いて、4年目を迎えようとしています。まだまだ勉強するべきことがたくさんありますが、いままでを振り返って、英語圏で仕事をするにはどうしたらよいか、を考えたいと思います。
まずは必要だと思ったこと。
- いつでも前向きに自分を信じる力
- 良いアドバイスを受けて実行できる力
- スピーキング、ライティングにおいてビジネスで通用する英語力
- 英語で取得した仕事に通じる資格(または英語圏で通用する仕事の経験)
- ディスカッションに積極的に参加できる力
これら1つ1つについて詳しくは、後のブログで紹介していきたいと思います。